2021年10月4日月曜日

 


2021年10月1日(金)

エレックス株式会社の新型のパターンレーザ光凝固装置を導入致しました。

レーザ光凝固装置は、熱凝固作用を利用して眼底疾患(糖尿病網膜症・黄斑浮腫・網膜裂孔/剥離)を治療する際に、網膜にレーザを照射するために使用します。

インテグラ プロスキャン レーザー光凝固装置は、エレックスが長年培ったSolid-State Laserの技術を更に進化させた“Zen Tec™”キャビティを搭載した、業界唯一の自社製レーザーキャビティ搭載のスキャンパターンレーザー光凝固装置です。561 nmの黄色の波長は、ヘモグロビンのピーク吸収波長に近似しており、網膜色素上皮(RPE)のメラニンによる吸収も多いですが、神経感覚網膜のキサントフィルにはわずかしか吸収されないため、黄斑の内部と周辺の治療に理想的です。散乱度も低いため、混濁に対しての透過性が高くなります。561 nmの黄色の波長では、レーザー光と組織の相互作用が調節しやすいため、より予測しやすい調節された凝固斑を形成できます。さらに、より低い出力で治療を行えるため、患者様の不快感を大幅に軽減できます。