2020年3月3日火曜日

総合総合sougou

  • 印刷
新型コロナウイルスの感染者について説明する神戸市の小原一徳保健福祉局長(中央)ら=3日午後0時20分、神戸市中央区、神戸市役所(撮影・大森 武)
拡大
新型コロナウイルスの感染者について説明する神戸市の小原一徳保健福祉局長(中央)ら=3日午後0時20分、神戸市中央区、神戸市役所(撮影・大森 武)
新型コロナウイルス感染者が神戸市で初めて確認され、対策本部員会議で指示を出す久元喜造市長(右から2人目)=3日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
拡大
新型コロナウイルス感染者が神戸市で初めて確認され、対策本部員会議で指示を出す久元喜造市長(右から2人目)=3日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
神戸市役所=神戸市中央区
拡大
神戸市役所=神戸市中央区
 神戸市は3日、同市在住の40代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者が確認されたのは兵庫県内で2例目。詳しい感染経路は確認中。男性は現在、同市内の感染症指定医療機関に入院しており、容体は安定しているという。
 同市は、同日正午すぎから臨時の記者会見で感染者について説明。男性は発熱が続いたため、2月27、29日に同市内の医療機関を受診。3月2日、肺炎のような症状があったため、市内の別の医療機関に入院し、同3日、同市環境保健研究所で新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。
 同市は、男性がどんな経路で感染に至ったかについて「確認中」とし、「熱がある場合は外出を控えてほしい」と呼び掛けた。
 一方、兵庫県はこれを受け、神戸市内の県立施設の運用について協議している。この日午後から知事会見を開き、対応などを説明する予定。
 県内では1日、西宮市在住の40代男性の感染が確認されたばかり。この男性は大阪市内に勤務し、2月25日から高熱が続いた。その後、せきが出るなどの症状が出て、感染が判明した。