2027年 春の花粉飛散予測
九州から東海は例年の110~130% 関東甲信から北海道は50~70%
■関東甲信から北海道は少ない傾向、関東甲信は日照不足も影響
■東京(千代田区)では、やや少ない飛散量の年でも、極めて多く飛ぶ日は12~14日
2027年シーズン花粉飛散量予測(例年比)

2027年シーズン花粉飛散量予測(前シーズン比)

2026年夏の天気
また、梅雨入りと梅雨明けは共に、九州から関東甲信では平年並みか早く、北陸と東北は平年より遅くなりました。夏を通した日照時間は九州から北海道にかけて平年並みか多かったものの、6月は九州から関東甲信の広い範囲で平年より少なく、7月は東北では少なく、北陸も新潟ではやや少なくなりました。降水量は、梅雨前線や台風の影響のほか、湿った空気の影響で「令和8年8月千葉豪雨」が発生するなど、関東甲信ではかなり多く、東海と東北も多くなりました。
2027年シーズン花粉飛散量の予測根拠

2026年夏は、西日本を中心に気温がかなり高くなりました。一方で、夏を通した日照時間は平年並みか多かったものの、雄花の形成に大きく影響すると考えられる6月または7月の日照時間が少なかった地域が多く、猛暑となったわりには雄花の形成がやや抑えられる気象条件になりました。また、前シーズン(2026年春)は、近畿と関東甲信から北海道で花粉飛散量が例年より多くなりました。
これらのことから、2027年春の花粉飛散量は、九州から東海では例年に比べやや多く、関東甲信・北陸から北海道では例年より少ない見込みです。
東京・千代田区と大阪市の花粉飛散量の推移と予測

千代田区では、2026年は6月の日照時間が少なく雄花の形成が抑えられたと考えられるため、2027年の飛散量は例年よりやや少ない見込みです。大阪市では、2026年夏は雄花が形成されやすい気象条件がやや揃ったものの、2026年の飛散量が多かったことから、2027年の飛散量は例年並みでしょう。
しかし、日本気象協会の観測によると、千代田区では、最近10年のうち花粉飛散量がやや少ない年でも、花粉が100個以上/㎠と極めて多く飛ぶ日は12~14日ほど観測されています。花粉症の方は油断せずに対策を行いましょう。

日本気象協会の花粉飛散予測
【花粉の種類について】
飛散量予測の対象とする花粉の種類は、九州から東北はスギ・ヒノキ、北海道はシラカバです。
【言葉の説明】
例年 :過去10年(2017~2026年)の平均値
平年 :過去30年(1991~2020年)の平均値
























